- たいふ
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たいふ【大副】律令制で, 神祇官の次官の上位。IIたいふ【大夫】(1)中国, 周代の官職の一。 卿(ケイ)の下, 士の上に位する。(2)律令制で, 一位から五位までの人の総称。 または五位の通称。(3)律令制で, 職・坊の長官。 だいぶ。(4)大名の家老の異名。(5)〔秦の始皇帝が封禅のため泰山に登った際, 雨やどりした松の木に大夫の爵位を与えたという故事から〕松の異名。(6)神主・禰宜(ネギ)など神職の呼称。→ たゆうIIIたいふ【大府】(1)中国の官名。 周代では財政をつかさどった。 太府。(2)大蔵省の唐名。(3)幕府・大名などを敬っていう語。IVたいふ【大父】祖父。 おおじ。Vたいふ【大輔】律令制で, 八省の次官の上位。VIたいふ【太傅】(1)中国, 周代の三公の一。 天子を補佐した。(2)左大臣の唐名。(3)旧皇室典範で, 天皇が成人に達しないとき, その養育にあたる職。VIIたいふ【貸付】貸し付けること。 かしつけ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.